GROUP’S BUSINESS

グループ事業の内容

 2024年6月現在、「DX推進・DXコンサルティング」、「RPA関連サービス」、「インフラエンジニアリング」を軸にして事業展開しています。

 2023年度までは、これら3つに加えて、アウトソーシング事業がありましたが、DX推進・DXコンサルティング事業と融合させて事業を推進させております。

DX推進・DXコンサルティング

(パワーソリューションズ、OLDE、イノベーティブ・ソリューションズ)

 本事業は、資産運用業界を中心に金融機関に向けた業務コンサルティング、システムの受託開発及び運用を展開しています。
  
 当社の主要ターゲットである、投資信託の純資産残高は10年で約2.6倍へ成長しています。投資信託や投資顧問の規模拡大は、国の資産所得倍増プランのフォローの風もあって、銀行や生命保険を大きく上回ります。
 
 当社は、お客様の業務を理解し、利用されている基幹系の業務システムとエンドユーザの溝(ラストワンマイル)を埋めることを伴奏しながら、DX推進のノウハウとスキル、ソリューションを有しています。
 
 DX推進においては、蓄積したデータ連携、自動化、帳票出力、システム・アプリ開発などの提案・開発力だけでなく、当社はRPAをはじめとしたSaaSソリューション、特に海外SaaSソリューションの導入にも力を注いでいます。特に、ラストワンマイル領域を埋める手段として、RPAだけに、BI(ビジネスインテリジェンス)、ローコード開発、ETL等iPaaSなどを活用し、お客様が実現したいUX/UIを、従来より迅速に立ち上げることが可能となります。

RPA関連サービス

(パワーソリューションズ、OLDE)

 国内RPA市場はこれまでも高い成長をしてきましたが、その傾向は当面続く、と予想しています。特に、DX化の遅れが指摘される国内の中堅・中小企業、自治体等における導入は、新しい様々なソリューションともとも連動して、本格化することが予想されます。

 当社は、RPA業界におけるトップベンダーとして、ダイヤモンドパートナーとなっています。業界全体で自動化を拡大したパートナーに贈られる賞、Industry Solutions Partner of the Year賞を受賞しており、規模に関わらず幅広い業種に対して、導入から運用サポートや開発支援までワンストップで対応しています。

 当社グループでは、AI-OCRをはじめAIとの連動などRPAの最新のトレンドをいち早く導入すると同時に、様々なSaaSソリューションと組み合わせることで、システムを創るから繋ぐに移行させ、自動化の幅が広がることによって、様々なワークスタイルの変化に対応することが可能になると考えています。

インフラエンジニアリング(エグゼクション)

 多くのシステムはクラウド環境の移行がトレンドですが、関連するレガシー資産やセキュリティ等の関係から、オンプレミス環境でのサーバ等の基盤構築は依然として残っています。当社はパブリッククラウド(AWS、GCP、Azure等)の設計から構築、そして、それらインフラ運用の監視・保守対応にもノウハウがあります。

 また、多くのクラウドサービスが動くなかで、様々なクラウド基盤の知識とスキルは、必須要件となりつつあります。システムを効率的に管理する、ファイヤーウォールなどセキュリティを考慮しながらネットワークを円滑に運用するには、基盤開発の経験とノウハウがなければ難しいことが多くなります。

 ローコード開発などのSaaSソリューションでは、ソリューション基盤の運用においてノウハウが必要になるだけでなく、導入を考えられるお客様のオンプレミス環境との関係性を紐解く必要が生じます。当社グループがインフラエンジニアリング機能を持つことで、お客様のクラウドとオンプレミスのハイブリッド環境の課題にも対応し、お客様が望むシステムやSaaSソリューションの導入を円滑に実施することが可能です。