ハイパーオートメーションという概念

セールス&コンサルタントの岩本です。
社内体制の変更により、約3年ぶりの更新となりました。

この間にUiPathをはじめとするRPAの環境は劇的に変わり、RPAよりもさらに先を行く「ハイパーオートメーション」という概念が登場しました。

ハイパーオートメーションとは、組織内の自動化可能なものをすべて自動化するという概念です。 ハイパーオートメーションを採用する組織は、人工知能(AI)、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)などのテクノロジーを使用して、業務全体のプロセスを合理化し、人間の介入なしで実行することを目指しています。

ハイパーオートメーションは、単純なタスクだけでなく、複雑なビジネスプロセスや専門的な業務も自動化することができます。 たとえば、営業部門の見積業務、その後の購買部門の発注依頼業務、総務部門の請求業務など、複数の部門にまたがる業務を横断的に自動化したり、画面を超えてサーバーやセンサーなどのIoTデバイスと連携したりすることができます。

ハイパーオートメーションには、省人化や生産性向上、業務プロセスの可視化など様々なメリットがあります。 一方で、導入前に業務プロセスの見直しが必要だったり、セキュリティ対策を万全にする必要があったり、システムの連携にコストを要したりする課題もあります。

ハイパーオートメーションは、DX推進や労働人口減少に対応するために注目されている新しい業務自動化の概念です。
RPAに携わっている身からすると、AIとRPAを組み合わせることでできることが無限の広がりが期待できる、夢のような世界が広がっているように見えます!